Javaプログラムの開発に有用なライブラリやツールを開発していきます。
* このライブラリについて
ts-util は、tsj プロジェクトにおいて実装された、ユーティリティ・クラスを
まとめたライブラリです。
tsj プロジェクト内の他のプログラムに特化した実装はせず、一般的なライブラリ
として単独で利用できるように作成されています。
ts.util パッケージには、便利なユーティリティ・クラスが納められています。
ts.util.file パッケージには、ファイル操作に役立つクラスが納められています。
ts.util.lifetime パッケージには、ts.util.lifetime.Life インターフェイスを
インプリメントしたオブジェクトの生存期間を制御するクラスが納められています。
ts.util.resource パッケージには、Javaプロパティ・ファイルやXMLファイルから
読み込んだ階層型データを扱うためにクラスが納められています。
ts.util.table パッケージには、マップ・オブジェクトをレコードとするテーブル・
クラスと、インデックスやトリガなどテーブルに関連するクラスが納められています。
ts.util.text パッケージには、文字列操作に役立つクラスが納められています。
Unicodeの補助文字に対する考慮も含まれています。
* このライブラリのライセンスについて
ts-util はフリー・ライブラリであり、ライセンスとして LGPL (GNU Lesser General
Public License) を採用しています。
従って、このライブラリの複製、配布、変更の自由は、LGPL において定められた条件
の下で保証されます。
* このライブラリの利用に必要なプログラムについて
* 開発/実行環境として、Java 2 SE 5.0 (JDK 5.0/JRE 5.0) 以上が必要です。
Javaは、Oracle社の登録商標です。
詳しくは、http://www.oracle.com/technetwork/java/index.html を参照して
ください。
* 同梱の build.xml を使ってプログラムをコンパイルするには、Apache Ant が必要
です。Apache Ant は、Apache Software Foundation の製品です。詳しくは、
http://ant.apache.org/ または http://www.apache.org/ を参照してください。
* 機能試験クラスのビルド及び実行には、ts-tester(バージョンは 1.2.0 以上)が
必要です(libディレクトリに同梱)。
ts-tester は、tsj プロジェクトのライブラリです。
以上
* version 1.5.1 から 1.5.2 への変更点
- クラスの変更
M ts.util.AbstractTypedGetter
getIntegerなど、数値型へ変換するメソッドで行っている範囲チェック
において、値が範囲外の場合にその値の最大値または最小値を設定して
いたのを、例外をスローするように変更した。
M ts.util.ReasonedException
M ts.util.ReasonedRuntimeException
toStringメソッドが出力する文字列の中に、理由を示す列挙型の名前を
含めるように変更した。
以上
--.